誰もが使えるホームケアの決定版
タッチフォーヘルスは、「自分の健康は自分で守る」という目的で作られました。
1970年以来すでに全世界100ヶ国以上で活用され、姿勢とエネルギー(気)をバランスすることが元気になる効果的な方法だと1000万人以上の人によって実証されてきました。
タッチフォーヘルスは、手でタッチするだけの、とても簡単な健康法です。
アメリカの最先端医療の一つであるアプライドキネシオロジーが開発した「姿勢とエネルギー(気)をバランス調整」方法を、誰もが使える一般向けの健康法に作り替えました。
医療補助テクニックとして活用されていますが、医療の専門家でなくても、誰でもがお互いに助け合うことができます。
タッチフォーヘルスは、「病気」の本来の意味である「病んだ気」を「元の気」の状態「元気(健康)」にします。
これは、これまでの常識を覆す新しい健康と自分との関わりです。
著者について
ジョン・シー (カイロプラクティック・ドクター)
タッチフォーヘルスの創始者であり、尊敬されるカイロプラクターでもあります。
健康のプロとして、彼が本来持っていたビジョンは、自分の健康に関する経験への気づきや参画の向上を自分でできるように患者を教育することでした。
非必要で危険な薬や手術に代わるものとして、患者を生活での健康の創造を自然に支援するよう導くことで実現しようとしたのです。
全く事前の訓練を受けなくても使える、対話と筋反射テストとタッチ反射ポイントを通じて、姿勢と微細なエネルギーを評価しバランス調整する、簡単なプログラム(後のタッチフォーヘルス)を開発しました。
開業医としての日常教務を引退した後は、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、中国、南北アメリカを旅しながらセミナーや定例講座を開いて、プロやセミプロ、そして一般の人々を教え続けました。
また、キネシオロジー / タッチフォーヘルス協会の国内・国際会議でしばしば基調講演を務めました。
ジョン・シー博士は53年連れ添った妻のキャリーと、3人の息子と5人の孫を残し、2005年8月3日に亡くなりましたが、彼の業績は、博士の情熱と知識の灯火を将来世代に渡し続ける、世界中の無数のTFH実践者やインストラクターに受け継がれています。
マシュー・シー (教育博士)
ジョン・シー博士と妻のキャリー・シーの3番目の息子として、日常的に家庭の生活の一環として、タッチフォーヘルスと効果的なコミュニケーションのスキルを受けて育ちました。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校にて教育および二カ国語異文化教職の資格で修士号を取得。正式な教育を受けた教育者として、誰でも人生の経験を、継続してできる限り効果的なものとして使う教育を受ける学習法として、タッチフォーヘルスの体系を提供しています。
タッチフォーヘルス教育財団の理事長および国際キネシオロジー大学(IKC)理事会の一員として、タッチフォーヘルスのクラスとジョン・シー博士がカリフォルニア州マリブのセラ・リトリートで教えていた、クリニカルタッチフォーヘルスの両方を教え続けています。
訳者からのメッセージ
タッチフォーヘルスの創始者ジョン・シー博士は、私がこれまで出会った中で最も愛情深い人だと思います。世界中の人が同じことを感じてタッチフォーヘルスは世界中に普及してきました。
全世界100ヶ国以上、約1000万人の健康増進に寄与されて来ていました。すでに、全米でトップクラスのカイロプラクターとして名を馳せていらっしゃいましたが、困っている患者達が、医療に依存し搾取されている状況に胸を痛められて本当に困っている人を救おうと亡くなる直前まで、尽力されてきたのです。
筋肉を強化することで、骨を動かして姿勢を矯正して、病気を治すという治療法は、革命的なもので、アメリカのカイロプラクターの間で瞬く間に広がって行きました。
この普及にもジョン・シー博士は積極的に貢献されたのですが、博士のビジョンは、もっと大きいものでした。
筋肉に触れるだけで姿勢がよくなるのなら、一般の人が、自分で自分の健康を守ることができるのではないか?
そうすれば、患者達が医療に依存搾取されることがなくなるのではないか?
このビジョンを、仲間の反対に合いながらもどうしても人々が自分の健康を自分で守る世界を作りたくて、説き続け、その熱意に根負けして、創始者のジョージ・グッドハート博士が、 許可されてできたのが、このタッチフォーヘルスの本です。
旧版「タッチフォーヘルス健康法」は、驚くほどよく売れました。
また、たくさんの方が学びに来られ、着実に普及して来ました。
これはひとえに、タッチフォーヘルスを愛して来られたみなさんと、指導普及に貢献して来られた国際キネシオロジー大学公認のタッチフォーヘルスインストラクターのおかげです。
博士は誰もができる簡単な健康法を残されたのです。それは、不思議な手法です。魔法に見えるかもしれません。チョット触れるだけでガラッと変わるのです。
治療はしないのですが、治ったと思われるかもしれません。 私達の誰もが、権威者に依存することなく、自分で自分の健康を守る世界を作るのというのが博士が見たい世界だったのです。
もしかしたら、自分の健康や幸福に自分で責任を持とうとする人々が、支えあう助け合う愛のコミュニティーを作れるかもしれないのです。
博士が灯された愛の火を一緒に灯しませんか?
本書の紹介
本書では、以下のように多岐にわたる手法を学ぶことができます。
- 14の経絡という主要な気(エネルギー)の法則とその威力について
- 主要42筋のバランス調整の方法
- 痛みを軽減する神経リンパポイントの使い方
- 筋肉を強化するための反射ポイントの使い方
- 軽くたたくこと(タッピングポイント)で痛みを軽減する方法
- 過剰エネルギーを調べる募穴の使い方
- 感情ストレスの解消法(ESR)
- 五行メタファー
- 目標設定法
などなど
本書の手法を使うと、人々が自分の健康や幸福を自己責任において勝ち得ることができると理解するための手助けができます。
自分の健康と幸福は、自分自身で勝ち取るものだと人々が理解できるように、お手伝いするのが本書の目指すところです。